ステンレスカウンターのきしみ音について(続報)


 

以前、4月21日の記事で、ステンレスカウンターの前框部分から「ギシギシ」というきしみ音がする現象についてレポートしました。

先日、同様の現象が発生した現場に行きましたので、ご報告します。

この現場では、L型ステンレスカウンターのシンク部分の前框内部から「ギシギシ」という音が発生していました。

カウンターを外して新しいカウンターに取り替えることにより、ギシギシ音は解消しました。

メーカーの担当者さんが、取り外したカウンターのどこに異常があるのかをその場で調べていたのを見ていたのですが、以下の点が認められたようです。

1.音がする部分の裏補強板が、カウンター裏面から離れている(1~2mmの隙間が生じていたようです)

2.その裏補強板を元の方向に押すと、いったんカウンターに貼りつき、すぐ(約1秒後)また離れてしまう(両面テープで接着?)

すなわち、カウンターと裏補強板が離れてしまっていることにより、カウンターに上から荷重をかけるとカウンターが動き、その動きにより補強板とカウンター又は補強板同士がこすれて、冒頭の「ギシギシ」音が発生しているようです。

それでは、裏の補強板は何故カウンターから離れてしまったのでしょうか。

まずは、接着に耐久性がなくはがれやすかったということが考えられます。

また、内部応力の観点からは、(考えすぎかもしれませんが)建築側のひずみに対してスペーサー等での調整をしないままカウンターを取り付けたことにより、カウンターにひずみが発生し、そのひずみを解消する力が補強板の接着を剥がしたということも考えられるのではないでしょうか。

 


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