キッチンのワークトップ(カウンター)の高さを変えたい


 

先日、キッチンのワークトップの高さについて相談がありました。

15年ほど前にキッチンを取り付けたお客様からのご相談で、今度、お嫁さんに使わせるから、ワークトップの高さを変えて欲しいというのものです。

そのお客様は小柄な方で、身長148センチなのですが、新しく来たお嫁さんは身長171センチ、差し引き23センチも背が高い。

その長身のお嫁さんのご家族は皆背が高く、ご実家のキッチンのワークトップ高さは90cmとのことです。

システムキッチンのワークトップ高さは、業界で知られた計算式があります。

(身長/2)+5cm

というものです。

その身長148cmのお客様が、現在使っておられるワークトップの高さは80cmで、

公式に当てはめると、

(148cm/2)+5cm=79cm

ということでほぼ適切な高さですね。

ワークトップの高さが10cmも違うと、さすがに違和感があります。特に低い面での作業は、腰に大きな負担がかかってしまいます。

現在売られているキッチンの標準高さは85cmですが、女性の平均身長が約158cmであり、公式に当てはめると84cmになり、これも妥当です。

ただ、最近は若干高めのカウンターが好まれているように思えます。ワークトップが低いと、その上で力を込める作業がしやすいのですが、そのような「こねたり」「押したり」する作業は、今や家電機器にまかせてしまって不要なのかもしれませんね。

確かに高いとシンク上での作業が楽になりますが、ゴトクが高いコンロだと鍋やフライパンの中の様子が見づらくなったりして料理がしにくくなるのでいろいろな作業を想定して、自分に合った高さを決めるということになります。

ショールームで確認する時にはスリッパを履くのを忘れてはいけないということにもなりますね。

ちなみに、現在設置されているキッチンの高さを変えるのは非常に困難な仕事です。配管、建築都の取り合い等、調整する項目が数多くあります。コンロとレンジフード、ウォールキャビネットとの距離も消防法や火災予防条例に引っかからないようにしないといけません(リフォームだからお上が見に来るということもないでしょうが)。

ということで、冒頭のご相談についてはキッチン空間全体のリフォームまで含めて、じっくり検討することになりました。

 


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメントは利用できません。

日本ブログ村に参加しています。

ページ上部へ戻る