シングルレバー混合水栓のレバーが重い(部品交換で解消)


 

お客さまから、キッチンの水栓金具についての相談があった。

使用し始めて半年くらいでレバーハンドルが重くなり、止水ができないくらいになることもあった。その後、メーカーのアフターに修理をしてもらったが、また重くなってきたとのことである。

 

メーカーに修理してもらったのですが、原因としては、以下のようなことであった。

 

水栓金具のレバーの付け根の胴体部分上部に、開閉するためのヘッドパーツなるものが入っている。そのヘッドパーツは、上下二枚のセラミックディスク2枚で構成されており、下のディスクは固定されているが、上のディスクはレバーの上下左右の動きに合わせて動き、水の量、温度を変えることができるのである。これら2枚のセラミックディスクには製造時にその動きを円滑にすべくシリコングリスが塗布されている。

 

当初の「レバーが重くなる」という現象は、ヘッドパーツ内部に水道水、洗剤、微細な異物等が侵入し、シリコングリスが洗い流され、最終的には消失してしまったために発生したものであろうとのことです。

つまり、潤滑を確保するものがなくなったため、滑らかに動かなくなりレバーハンドルが重くなったということです。

 

メーカーでもこのような現象はわかっているらしく、なんらかの対策を施したヘッドパーツに交換することにより、症状は改善されました。(ただし、取付後3年経っているため、保証期間外(2年)とのことで、有償交換となりました。)

 

取扱説明書を読んでみると、ヘッドパーツも消耗部品の交換対象になっており、交換時期の始期は2年目となっている。

2年というと早いようにも思えるが、日本全国、水質の違い等もさまざまであろうから、早く摩耗することもあるのだろうと推測される。

 

また、「酸性・アルカリ性の洗剤は本体の変形、変色、故障、性能劣化の原因となりますので使用しない」「掃除で酸性洗剤等を使った場合などはすぐに本品を十分水洗いする」ように書いてあります。これは、メッキ表面を傷めることを防ぐ意味もあるのでしょうが、洗剤等の侵入によりヘッドパーツの動きが悪くなるのを防ぐという観点の記載でもあるように思えます。

取扱説明書は隅々までなかなか読めないものですが、できるだけ気をつけて読まなければならないものだとあらためて思いますね。

 


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