食器洗い乾燥機の出っ張りが気になる


食器洗い乾燥機の出っ張りが気になる

 

キッチンを横から見たときに、食器洗い乾燥機だけ少し前に出ているのが気になることがあります。

隣のキャビネットの扉とまっ平らのこともあれば、3ミリ以上出ていることもあります。

この原因を探ってみますと、以下のことが考えられます。

 

1.食器洗い乾燥機の前パネル(フレームで固定されている)そのもの自体が厚い。

多くのキッチンメーカーでは、食器洗い乾燥機の前パネルの素材を、そのキッチンの扉と同じものにしています。そうすると、その扉を作る面材を「前パネル」としてフレームに固定するのですが、その厚みは面材によって違ってきます。分厚い面材を使えば、それだけ前に出てきます。いくらか出っ張っているのが標準ということもあるのです。

それでは、面材を薄くすればよいではないかとも思われますが、仕入れた面材を薄く加工するとメーカーとしてはコストが上がりうまくありません。したがって、そのまま食器洗い乾燥機の前面にフレームで固定するわけです。

ですから、出寸法はシステムキッチンの扉に採用されている面材によって違ってくるものであり、何ミリ出ているのが正常かは、それぞれ違ってきます。あまりに出過ぎているのでは?と気になるのであれば、工務店を通してメーカーに聞いてみましょう。標準の出寸法と、誤差はわかるはずです。

 

2.前パネルが反っている。

食器洗い乾燥機の前面にフレームで固定されている前パネルが、キッチン空間の湿気によって反ることがあります。表面は樹脂素材などで覆われているので湿気を吸いにくいのですが、裏側は素材がむき出しなので湿気を吸いやすいですね。そうすると表面よりも裏面の方が膨張し、パネルが反ってきます。パネルの端の方が前に出て来ようとするわけですね。

もちろん、前パネルはフレームで固定されているので反りが発生するような内部の力が生じても、固定力で強制されていれば出てこないということもあります。しかし、フレームの固定力が弱くなっている、例えば固定ビスが緩んでいるなどの原因で、反りが勝ってしまうと、その分前パネルが前に出た状態になります。

この場合は、固定ビスを絞め直したり、前パネルの裏に強力な両面テープを貼って固定の補強措置を講ずるなどすることが考えられます。キッチン設置後時間がたっている場合は、前パネルの反りは経年変化であり、環境要因なので商品の不具合ではないと考えられるでしょう。

 

3.隣のキャビネットの扉が、奥に引っ込んでいる。

システムキッチンの扉調整は蝶番で行ないます。前後・左右・上下を調整するのですが、システムキッチンの扉全体で調和するように調整されています。(取付時の職人さんが行ないます。)

何らかの理由で、食器洗い乾燥機の隣のキャビネットの扉の前後の出が、引っ込んだ状態で仕上げられていると、その分食器洗い乾燥機の出寸法が大きくなってしまいます。この場合は、扉の調整で多少は軽減できるかもしれません。

 

4.前ずれ防止金具の固定位置が前にずれている。

食器洗い乾燥機は、キャビネットに金具を介して固定します。その金具の取り付け位置が前に出ていると、その分前に出っ張ってしまいます。

ただ、この固定位置は多くは型紙で位置合わせをするので取付業者さんが間違えることはあまり考えられないでしょう。

 

5.食器洗い乾燥機を収納するキャビネット本体が、隣のキャビネットよりも奥に引っ込んで据え付けられている。

システムキッチンの取り付けに際しては、キャビネット本体(扉を除く箱部分)の前面を合わせて施工するのが原則ですが、それが出来ていないケースです。ただ、キッチン取付の基本が出来ていないということですので、あまり考えられないでしょう。

 

以上、原因を探ってみましたが、気になる場合はまず工務店さんに聞いてみましょう。


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