扉が膨らんだ / 扉の下の方がボロボロになってしまった


扉の小口部分が膨らんで、中の基材が見えるようになってしまったり、扉の一番下の部分の面材がはがれてしまったりするのは、主に水に濡れたことが原因と考えられます。

 

水が原因でこのような状態になってしまったら、もはや手遅れであり、扉を交換するしかありません。

 

キッチンでは水を使用しますが、水がこぼれて扉にかかると、①扉の上面に溜まるか、若しくは②下に流れ落ちて扉の一番下の部分から床に滴り落ちようとします。

 

前者、①すなわち扉の上面に溜まった場合、そのままにしておくと扉の小口と面材の隙間から水が基材部分に入り込み、水を吸った基材部分は膨張していきます。いったん膨張するとそれは元に戻りません。そして乾いたらその状態で固まります。

 

後者、②扉の一番下の部分に流れ落ちた水は、そのままにしておくと、大部分は床に滴り落ちますが、表面張力で残った水は扉の一番下の部分に居続け、扉の上面のケースと同様、基材部分に入り込んでいきます。結果、扉が膨張したりボロボロになったりします。ただ、原因は分かりませんが、扉の一番下の場合は膨張よりも面材がはがれるケースの方が多いように思います。この点はもう少々検証が必要です。

 

ちなみに、小口と面材の隙間から水が入り込むことを「毛細管現象」と言います。毛細管現象が発生する前に水を拭き取ることが必要であり、それはキッチンメーカー各社の取扱説明書に書かれています。

 

キッチンは水を使う機器であり、水分が飛び散ることは想定できるはずなのに、なぜこのような木材を原料とするキャビネットなのかという疑問を持たれるのは当然でもありますが、現状に置いては木材の加工性、コストの面からということだと思われます。


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