キッチンの扉が不揃いで見た目が悪い


新しいキッチンになった時、四角い扉が整然と並ぶ姿は美しいですよね。システムキッチンの「システム」という言葉からも何かそういった整然としたイメージが浮かびます。

 

さて、扉と扉の間の隙間が全て均等に揃っているのが本来の姿なのですが、たまにちょっとずれたりしていますね。これは、システムキッチンが工業製品で精度よい直角で構成されているのに対し、建築側(建物)が必ずしも完全な直角で構成されていないことによります。たとえ新築でもそうです。

そこで、キッチンを取り付ける際には、事前に床の水平、壁の垂直をとってから施工します。

ただ、それでも人の手による施工ですから、若干のずれが生じてしまうことがほとんどです。

そこで、キッチンの扉や引き出しには金具が付いていて、その金具を調整することにより、そのずれを直すことが出来るようになっています。

特にシステムキッチンの扉には蝶番に3次元調整できる金具が使われていますので、ある程度の精度で出来上がっている建物であれば、かなりの精度で調整が出来ます。(私の経験では、完璧に調整された現場もありますが、現場の状況により2mm以下のずれが一部に残るのはいたし方ないものと思います。)

しかし、いくらやっても調整しきれないケースがあります。それはキッチン取付前の床の水平、壁の垂直をしっかりとしていなかった場合です。これはどうしようもありません。

建物というのは、見た目はじっとしていますが、膨張・収縮・振動等さまざまな要素によりいつも動き続けているものでもあります。ですから、特にリフォームでキッチンを取り付ける場合には、床・壁の直角が出ていない箇所が多いので、キッチンを取り付ける前にその下地となる床・壁の施工をしっかりと行ない、隙間にスペーサーを入れるなど最終調整する必要があります。

それが出来ていない場合には、残念ながら調整しきれません。


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